2010年8月アーカイブ
豪雪地帯として知られる北谷町で、江戸時代から続くという祭りを見てきました。場所は谷地区の伊良神社。
長く途絶えていたのが、郷土を盛り上げようと、地区民や出身者が集って約30年ぶりに復活させて10年。普段は20人に満たない小さな集落が、この日はにぎやかでした。
行列の出発が寺で、到着が神社ですが、神仏習合とは関係なさそう。白山山系に位置し、白山神社が多い中で、伊良神社とは・・・? 地元の人に聞いたら、平家の落人伝説が絡むとか。ついでに「青年団が中心に祭りを復活させたのですか」と尋ねると「青年なんておりゃせん。年寄りばっかりじゃがな」
過疎が進む限界集落でも、ふるさとを愛する人たちが伝えようとする祭りを見て、心が温かくなりました。
スローシャッターで
獅子舞を奉納